笊法(読み)ザルホウ

デジタル大辞泉 「笊法」の意味・読み・例文・類語

ざる‐ほう〔‐ハフ〕【×笊法】

笊の目のように粗く、抜け道がたくさんある不備な法律

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「笊法」の意味・読み・例文・類語

ざる‐ほう ‥ハフ【笊法】

〘名〙 笊の目のように、あらく不備な点がある法律をいう俗語。その運用面に抜け道のあることをたとえていう。
※校正おそるべし(1959)〈加藤康司〉直せども直せども「『売春法の実施で』……喜んではいけない。大事な〝防止〟の二字が落ちている。ザル法だけのことはある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android