抜け道(読み)ヌケミチ

デジタル大辞泉 「抜け道」の意味・読み・例文・類語

ぬけ‐みち【抜け道/抜け路】

本道をはずれた近道間道。「―を使って先まわりする」
逃れる手だて。また、逃げ口上。口実。「法の―」
[類語](1裏通り裏道裏街道間道横道近道脇道枝道/(2逃げ道退路抜け穴

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精選版 日本国語大辞典 「抜け道」の意味・読み・例文・類語

ぬけ‐みち【抜道・抜路】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 本道以外の近道。通り抜けられる裏道。間道。また、逃げ道。
    1. [初出の実例]「たづねしらばや山のぬけ道 いかにしてかねのつるにはつきなまし」(出典:俳諧・若狐(1652)第三)
  3. のがれる手だて。いいぬけの方法。逃げ口上。口実。
    1. [初出の実例]「大臣是は命惜み、ぬけ道(ミチ)なるべし」(出典浮世草子・好色盛衰記(1688)一)

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