簣（読み）アジカ

デジタル大辞泉「簣」の意味・読み・例文・類語

竹・わらやアシなどを編んで作ったかご、ざるの類。
「草刈りをのこにやつれつつ、竹の―を肩にかけ」〈太平記・二九〉

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〘名〙竹、葦(あし)、藁(わら)などで編んだ、籠(かご)、笊(ざる)の一種。物を入れるのに用いたり、また、土などを運ぶ道具ともした。〔新撰字鏡（898‐901頃）〕

※太平記（１４Ｃ後）四「簣(アジカ)に魚を入れて、自ら是を荷(にな)ひ」

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