籤の役(読み)クジノヤク

デジタル大辞泉 「籤の役」の意味・読み・例文・類語

くじ‐の‐やく【×籤の役/孔子の役】

室町幕府職名。毎年正月の評定始めの式で、政務会議で発言する人を決めるためのくじを出す役。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「籤の役」の意味・読み・例文・類語

くじ【籤】 の 役(やく)

室町幕府の職名の一つ。毎年正月、評定始めの式を行なう時、くじを出す役の人。評定の発言者を決めるために行なう。くじやく。〔随筆貞丈雑記(1784頃)〕

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