粘力(読み)ネンリョク

デジタル大辞泉 「粘力」の意味・読み・例文・類語

ねん‐りょく【粘力】

ねばる力。また、粘着力

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粘力」の意味・読み・例文・類語

ねん‐りょく【粘力】

〘名〙
① やわらかくて、物にくっついたり、よく伸びたりする性質の強さ。ねばる力。
東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉四「弓の骨董家に寄食する者は、鰾膠(〈注〉にべ)の粘力亦(また)尽きて而して皮肉分裂し」
② 物と物とを互いに密着させる力。
暦象新書(1798‐1802)中「或は伸物の間隙に粘力〈粘力もまた引力のする所なり〉強き気を引入して、是を媒として結て」

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