習習(読み)しゅうしゅう

精選版 日本国語大辞典 「習習」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しゅう シフシフ【習習】

〘形動タリ〙 風のそよそよと吹くさま。風がなごやかに吹くさま。
※本朝文粋(1060頃)一・風中琴賦〈紀長谷雄〉「若乃蕭蕭習習。悪乎往而不諧。翼々洋洋。悪乎在而不応」 〔詩経小雅谷風

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デジタル大辞泉 「習習」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しゅう〔シフシフ〕【習習】

[ト・タル][文][形動タリ]風がそよそよと吹くさま。
「―たる谷風は落花を捲き」〈菊亭香水・世路日記〉

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普及版 字通 「習習」の読み・字形・画数・意味

【習習】しゆうしゆう(しふしふ)

風のそよぐさま。晋・陸機〔行思の賦〕飄風(へうふう)のたるに託し、沈雲の靄靄(あいあい)たるをす。秋、肅として其れを發し、玄雲、霈(はい)として陰を垂る。

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