芝見(読み)シバミ

デジタル大辞泉 「芝見」の意味・読み・例文・類語

しば‐み【芝見】

草木に隠れて敵情を探ること。また、その者。忍び物見ものみ。ふせかまり。
「白石若狭守は、敵もし夜討に寄するかと、―をつけて用心すれども」〈奥羽永慶軍記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「芝見」の意味・読み・例文・類語

しば‐み【芝見】

〘名〙 草木に忍んで、ひそかに敵の様子をさぐること。また、そのもの。忍び物見。ふせかまり。しば。
※奥羽永慶軍記(1698)八「芝見を付けて用心すれども更に夜討も無かりけり」

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