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夜討 ようち

世界大百科事典 第2版の解説

ようち【夜討】

(1)夜間,敵の城,館,陣などに討ち入る戦闘形式で,保元の乱での高松殿への夜討,赤穂浪士の吉良邸討入りなどはその典型である。中世の武士社会では,通常の昼間の戦闘には合戦の日時,場所の指定など一定のルールがあったとされるが,夜陰に紛れ名のりもあげず侵入する夜討は,こうしたルールにまったく適合しない。しかし夜討がまったくの無法や卑劣な行為であったわけではなく,武者の芸の一つに数えられていたように,それ自身,昼とは別の正当性をもつものであった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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