コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

夜討 ようち

世界大百科事典 第2版の解説

ようち【夜討】

(1)夜間,敵の城,館,陣などに討ち入る戦闘形式で,保元の乱での高松殿への夜討,赤穂浪士の吉良邸討入りなどはその典型である。中世の武士社会では,通常の昼間の戦闘には合戦の日時,場所の指定など一定のルールがあったとされるが,夜陰に紛れ名のりもあげず侵入する夜討は,こうしたルールにまったく適合しない。しかし夜討がまったくの無法や卑劣な行為であったわけではなく,武者の芸の一つに数えられていたように,それ自身,昼とは別の正当性をもつものであった。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

夜討の関連キーワード切り組み・切組み・斬り組み・斬組み綿上・肩上・綿噛・綿嚙寄せ掛ける・寄掛ける夜討曽我・夜討曾我御所桜堀川夜討平治物語絵巻南無阿弥豆腐大犯三箇条松木 千冬寄掛ける十番切り弁慶上使夜討曽我住吉如慶誰やの人小袖曽我南無三宝侍所沙汰気を失う恐れ乍ら

今日のキーワード

あおり運転

危険運転の一種で、前方を走行する車両に対する嫌がらせ行為。車間距離を極端に詰めて道を譲るように強要する、猛スピードで追い回す、ハイビームやパッシング、並走しての幅寄せなどで威嚇する、といった行為が該当...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

夜討の関連情報