飼料作物病害図鑑 の解説 苗立枯病(トウモロコシ) 出芽時に多湿条件にあうと苗が枯死する糸状菌病。種子が感染して出芽しないこともあるが、出芽後3ー4葉時に苗が萎凋枯死することが多い。葉は初め灰色のすじが入ったようになり、この時根は完全に褐変し、表面は菌糸に覆われる。病原菌にはピシウムとフザリウムがあり、ピシウムは低温時に、フザリウムは高温時に発生することが多い。 出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報