茶柱(読み)チャバシラ

デジタル大辞泉 「茶柱」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐ばしら【茶柱】

番茶などをついだとき、茶碗の中に立って浮いている茶の茎。俗に吉兆であるといわれる。「茶柱が立つ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「茶柱」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐ばしら【茶柱】

〘名〙 番茶を湯呑に注いだとき、茶碗の中で茶葉の茎がたてになって浮かぶこと。また、そのもの。俗に吉事前兆とする。〔俚言集覧(1797頃)〕
行人(1912‐13)〈夏目漱石〉帰ってから「茶碗の中に立ってゐる茶柱(チャバシラ)を、何かの前徴の如く見詰めたぎり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android