吉兆(読み)キッチョウ

デジタル大辞泉プラスの解説

吉兆

日本の料亭のグループ名、またその創業店である「本吉兆」の通称。1930年、大阪府大阪市で創業。1979年の東京サミットの午餐会の食事を担当するなどして、高級料亭としての地位を確立。1991年、創業者の子供たちがのれん分けによりそれぞれ独立。グループ企業にはほかに神戸吉兆京都吉兆東京吉兆がある。吉兆の「吉」の漢字表記は正確には“つちよし”。

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精選版 日本国語大辞典の解説

きっ‐ちょう ‥テウ【吉兆・吉徴チョウ

〘名〙
① めでたいしるし。縁起のよいきざし。
※性海霊見遺稿(1396頃)東福羅漢供跋「以為吉兆、深秘在篋中
※大観本謡曲・木曾(室町末)「何となう陣取りしに、八幡の御地なるこそ吉兆なれ」 〔晉書‐劉聰載記〕
十日戎(えびす)の小宝(こだから)の異称。正月の十日戎の小宝売りの物売りが呼び声に「吉兆の小宝云々」といったところからいう。

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