菊炭(読み)キクズミ

デジタル大辞泉 「菊炭」の意味・読み・例文・類語

きく‐ずみ【菊炭】

《切り口が菊花形をしているところから》茶の湯で用いる輪切りにした櫟炭くぬぎずみ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「菊炭」の意味・読み・例文・類語

きく‐ずみ【菊炭】

〘名〙 茶の湯に用いる輪切りにした櫟炭(くぬぎずみ)。その切り口に菊花状の割れ目が現われる。古来、千葉県佐倉地方に産する佐倉炭が良質で名高い。

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