蒲鉾弓(読み)かまぼこゆみ

精選版 日本国語大辞典 「蒲鉾弓」の意味・読み・例文・類語

かまぼこ‐ゆみ【蒲鉾弓】

〘名〙 槻(つき)木の外側に竹を合わせて作った、一面がかまぼこ形をしている弓。東北に産し、藤原秀衡が作り用いたという。平安末期より流行した。伏竹(ふせだけ)、十万弓(じゅうまんゆみ)外竹(とだけ)の弓など。
会津四家合考(1662)二「握りに余りたる鎌矛弓」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android