蛟・虬・虯・螭(読み)みずち

精選版 日本国語大辞典 「蛟・虬・虯・螭」の意味・読み・例文・類語

み‐ず‐ち ‥づ‥【蛟・虬・虯・螭】

〘名〙 (古くは「みつち」。「み」は水、「つ」は「の」、「ち」は霊物の意) 水中にすみ、蛇に似て、角や四足をそなえ、毒気を吐いて人を害するという想像上動物みずは。
書紀(720)仁徳六七年是歳(前田本訓)「吉備の中の国の川嶋河派(かはしまかはら)に、大虬(ミツチ)有て人を苦び令む」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android