蟇目役(読み)ヒキメヤク

デジタル大辞泉 「蟇目役」の意味・読み・例文・類語

ひきめ‐やく【×蟇目役】

貴人出産病気のときに、邪気をはらうために蟇目を射る役。また、その人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蟇目役」の意味・読み・例文・類語

ひきめ‐やく【蟇目役】

〘名〙 貴人の出産や病気などの時に、妖魔を退散させ邪気を払うために「ひきめ(蟇目)①」を射る役の人。〔吾妻鏡‐寿永二年(1183)八月一二日〕

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