妖魔(読み)ヨウマ

デジタル大辞泉 「妖魔」の意味・読み・例文・類語

よう‐ま〔エウ‐〕【妖魔】

魔物妖怪。ばけもの。

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精選版 日本国語大辞典 「妖魔」の意味・読み・例文・類語

よう‐まエウ‥【妖魔】

  1. 〘 名詞 〙 ばけもの。妖怪。魔物。変化(へんげ)
    1. [初出の実例]「名利之妖魔、情欲之盗賊、無一不断尽」(出典:藤樹文集(1648頃)五・忍)
    2. 「或る時は森の奥の妖魔が笑ふ木霊のやうな」(出典:少年(1911)〈谷崎潤一郎〉)
    3. [その他の文献]〔欧陽脩‐読徂徠集詩〕

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普及版 字通 「妖魔」の読み・字形・画数・意味

【妖魔】よう(えう)ま

妖怪。宋・欧陽脩〔徂徠集を読む〕詩 稿偶(たまたま)自らす 滄溟の一蠡(いちれい)のみ ~之れを存して後世(いまし)む 古鑑、妖を照らさん

字通「妖」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「妖魔」の解説

妖魔

楠桂による漫画作品。兄弟同様に育った忍びの若者二人の運命を描く。『りぼんオリジナル』1985年~1986年に連載。集英社りぼんマスコットコミックス全2巻。1989年、劇場アニメが公開された。

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