衣を重ぬ(読み)ころもをかさぬ

精選版 日本国語大辞典 「衣を重ぬ」の意味・読み・例文・類語

ころも【衣】 を 重(かさ)

衣服を重ね着する。重ねて衣服を着る。
曾我物語(南北朝頃)九「玄冬素雪のさむき夜は、衣をかさねて、膚をあたためまゐらせ」
男女関係を結ぶ。夫婦のちぎりを結ぶ。⇔衣を隔つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報