隔つ(読み)ヘダツ

デジタル大辞泉 「隔つ」の意味・読み・例文・類語

へだ・つ【隔つ】

[動タ四]隔たる」に同じ。
「はろはろに思ほゆるかも白雲千重ちへに―・てる筑紫の国は」〈・八六六〉
[動タ下二]へだてる」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「隔つ」の意味・読み・例文・類語

へだ・つ【隔】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 タ行四段活用 〙へだたる(隔)
    1. [初出の実例]「遙遙(はろはろ)に思ほゆるかも白雲の千重に辺多天(ヘダテ)る筑紫の国は」(出典万葉集(8C後)五・八六六)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙へだてる(隔)

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