言白ける(読み)イイシラケル

デジタル大辞泉 「言白ける」の意味・読み・例文・類語

いい‐しら・ける〔いひ‐〕【言(い)白ける】

[動カ下一][文]いひしら・く[カ下二]《「いいじらける」とも》
発言がその場にそぐわなくて気まずくなる。「強弁すればするほど、かえって―・けてしまう」
言い争って負けそうになる。
「高慢第一の守屋の臣、―・けてぞ見えにける」〈浄・聖徳太子
機会をとらえて話を打ち切る。
「笑ひをしほに―・け、先を払ひて立ち帰る」〈浄・反魂香

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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