起し絵(読み)オコシエ

デジタル大辞泉 「起し絵」の意味・読み・例文・類語

おこし‐え〔‐ヱ〕【起(こ)し絵】

建物樹木人物などを切り抜いて枠の中に立てると、風景舞台などが立体的に再現されるようになっている絵。茶室絵図面などに用いられたが、もともとは子供おもちゃ組立灯籠くみたてとうろう立版古たてばんこ 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の起し絵の言及

【立版古】より

…立版行とも書き,切組灯籠(きりくみどうろう),組上げ灯籠,起し絵ともいう。錦絵の玩具の一種。…

※「起し絵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android