跡追・後追(読み)あとおい

精選版 日本国語大辞典 「跡追・後追」の意味・読み・例文・類語

あと‐おい ‥おひ【跡追・後追】

〘名〙
① 先に行くもののあとから追って行くこと。また、先人のしたことをひきついだり、まねたりすること。
評判記・野郎立役舞台大鏡(1687)大和屋甚兵衛「六法のふりだし嵐が跡(アト)をいとわ此人なるべし」
著作出版物などで、あとからつけ加えて発表するもの。おいつぎ。追加。補遺。明暦四年(一六五八)七月「京童」に対する寛文七年(一六六七)九月の「京童跡追」、延宝七年(一六七九)三月の「難波雀」に対する同年五月の「難波雀跡追」の類。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android