門談義(読み)カドダンギ

デジタル大辞泉 「門談義」の意味・読み・例文・類語

かど‐だんぎ【門談義】

江戸時代人家門口長柄の傘を持ち、法文ほうもんを説いて金銭を請うこと。また、その人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「門談義」の意味・読み・例文・類語

かど‐だんぎ【門談義】

〘名〙 法師の堕落したもので、長柄のかさをひらきかたげ、人家の門前に立って法文を説き、物乞いをするもの。
評判記・役者評判蚰蜒(1674)小舞庄左衛門「こゑはかどだんきのごとく」

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