関関(読み)カンカン

デジタル大辞泉 「関関」の意味・読み・例文・類語

かん‐かん〔クワンクワン〕【関関】

[形動タリ]鳥がのどかに鳴くさま。
紫藤の花落ちて鳥―たり」〈和漢朗詠・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「関関」の意味・読み・例文・類語

かん‐かん クヮンクヮン【関関】

〘形動タリ〙 鳥がのどかに鳴くさま。鳥が和らいだ声で鳴くさま。
※和漢朗詠(1018頃)上「帳望す慈恩に三月の尽きぬることを、紫藤の花落ちて鳥関々(くゎんくゎん)たり〈白居易〉」 〔詩経周南関雎

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普及版 字通 「関関」の読み・字形・画数・意味

【関関】かんかん(くわんくわん)

鳥のなごやかに鳴く声。〔詩、周南、関雎〕關關たる雎鳩は 河の洲に在り

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