限外ろ(濾)過(読み)げんがいろか

百科事典マイペディア 「限外ろ(濾)過」の意味・わかりやすい解説

限外ろ(濾)過【げんがいろか】

コロイド粒子のようなきわめて微細な粒子を分離するために用いられるろ過法。コロジオン膜やセロハン膜などの半透膜を使用する。膜にある細穴の直径は0.002〜0.005mm程度。膜を補強するため素焼板やエボナイトの台にはさんだり,膜をろ紙の上に作って使用し,ろ過速度を大きくするために減圧または加圧して行うことが多い。

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栄養・生化学辞典 「限外ろ(濾)過」の解説

限外ろ過

 普通のろ紙などではろ過できないコロイド粒子をろ過することで,半透膜(限外ろ(濾)過膜)を利用する.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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