韜略(読み)トウリャク

デジタル大辞泉 「韜略」の意味・読み・例文・類語

とう‐りゃく〔タウ‐〕【韜略】

兵法の書である「六韜りくとう」と「三略さんりゃく」のこと。
兵法。戦略
「―をも一々書き付けたれば」〈鉄腸南洋の大波瀾〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「韜略」の意味・読み・例文・類語

とう‐りゃく タウ‥【韜略】

[1] 「六韜(りくとう)」と「三略(さんりゃく)」の併称。
[2] 〘名〙 (「六韜」と「三略」が古代中国のすぐれた兵法書であるところから) 兵法。兵略軍略
※若木集(1377頃)賀石霜通首座結夏秉払「偉哉老禅将。韜略皆過量」 〔崔日用‐送張説巡辺詩〕

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