コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

南洋 ナンヨウ

4件 の用語解説(南洋の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

なん‐よう〔‐ヤウ〕【南洋】

日本の南方、特に太平洋の赤道付近の海洋とその洋上にある島々の総称。第二次大戦後はほとんど用いられない呼称。
清末の中国で、江蘇省以南の沿海諸省の総称。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

南洋【なんよう】

この語はいろいろな意に用いられるが,日本では第1次大戦後の日本委任統治南洋群島(グアムを除く)とインドネシアに属するマレー諸島フィリピン諸島などを総称する名称で,旧南洋群島を裏南洋,マレー諸島を表南洋と区別して用いることもあった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

大辞林 第三版の解説

なんよう【南洋】

日本の南方の熱帯海域およびそこに散在する島々の総称。第二次大戦前・戦中に用いた呼称。
清末に、通商・外交事務を統轄するため、中国沿海各省を二分したときの、江蘇以南の各省を合わせた呼称。 ↔ 北洋

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

南洋
なんよう

日本では南方のとくに熱帯海域を一般に南洋と総称したが、とくに第一次世界大戦後、国際連盟から統治を委任された旧ドイツ領のマリアナ諸島カロリン諸島マーシャル諸島南洋諸島と称したので、この海域をさして南洋とよぶことが多かった。一方、フィリピンスラウェシボルネオからジャワ、スマトラにかけてのインドネシアまでを表南洋、外南洋とよぶこともあり、これと区別して前記の委任統治領の南洋諸島を裏南洋とか内南洋ともいった。なお中国では揚子江(ようすこう)以南の海岸地方を南洋とよんだというが、時代によってその呼称の指示する地域は変化していて限定することはできない。日本でもこの呼称は昭和初期には盛んに用いられたが、戦後にはほとんど使用されなくなった。[大島襄二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の南洋の言及

【東南アジア】より

…西からミャンマー,タイ,ラオス,カンボジア,ベトナムの5ヵ国が東南アジアの大陸部を形成し,マレーシア,シンガポール,インドネシア,ブルネイ,フィリピンの5ヵ国が東南アジアの島嶼部を形づくっている。かつて〈南洋〉ないし〈南方〉と称していた地域を,〈東南アジア〉と呼ぶようになったのは比較的新しく,太平洋戦争後のことである。〈東南アジア〉(あるいは〈東南アジヤ〉)という語自体は,1930年代の末ころから,一部の研究者の間で用いられたことがあるが,一般には普及しなかった。…

【南海】より

…秦の始皇帝のとき前214年に南方を征服し,今日の広州に南海郡をおいたのは,そこが南海への連絡口だったからである。のちには南シナ海の南部からインド洋にわたる海域を南洋と称し,広州または泉州(福建省)から南に伸ばした一線によってこれを東西に分け,東洋,西洋といった。【日比野 丈夫】。…

※「南洋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

南洋の関連キーワード色んな雑説諸道適従万屋貝尽し切り捲るお魚いろいろドイテロゲナス偽火山性

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

南洋の関連情報