預山(読み)あずかりやま

精選版 日本国語大辞典 「預山」の意味・読み・例文・類語

あずかり‐やま あづかり‥【預山】

〘名〙
② 預かることを山の名のように表わしたしゃれことば。
黄表紙・龍宮巻(1789)「帰りは明石で南一片の御回向にあづかり山さ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「預山」の意味・わかりやすい解説

預山
あずかりやま

「あずけやま」ともいう。江戸時代諸藩が郷村住民に保護植栽を委託した直轄山林のこと。支配山,見守山などの別称多く年限を定める場合は少なかった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android