頭を撥ねる(読み)アタマヲハネル

デジタル大辞泉 「頭を撥ねる」の意味・読み・例文・類語

あたま・ねる

人の取り分の一部自分のものにする。ピンはねする。「日当の―・ねる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「頭を撥ねる」の意味・読み・例文・類語

あたま【頭】 を 撥(は)ねる

(「頭」は上米(うわまい)の意) うわまえをかすめ取る。ピンハネする。もと興行師仲間の用語。あたまを張る。あたまを割る。
最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎二一「一人十銭づつの頭(アタマ)を刎(ハ)ぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android