風刺・諷刺(読み)ふうし

精選版 日本国語大辞典 「風刺・諷刺」の意味・読み・例文・類語

ふう‐し【風刺・諷刺】

〘名〙 あらわには言わず、遠まわしに他の欠点をつくこと。特に、社会人物などの欠陥・罪悪などを嘲笑的に描くことやその作品
※古活字本毛詩抄(17C前)三「始たらされて〈略〉色裏へて捨られて男女の配耦を失たを後悔した事ぞ。爰を風刺して作たぞ」 〔文心雕龍‐書記〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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