飴湯（読み）アメユ

デジタル大辞泉「飴湯」の意味・読み・例文・類語

麦芽を糖化した液か水飴を湯に溶かし、少量のおろし生姜しょうがを加えたもの。腹の薬、また暑気払いのための夏の飲み物。《季夏》「―のむ背に負ふ千手観世音／茅舎」

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〘名〙水飴を湯に溶かし、少量の肉桂を加えたもの。腹の薬、また、暑気払いによいとして、夏の飲料とされ、水泳で冷えた体を温める場合などにも用いられた。《季・夏》

※随筆・塵塚談（1814）下「飴湯の事、小児には忌べき物也」

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