無味の多糖類を加水分解して,甘味のある還元糖にかえる反応および操作をいう.動物や微生物の酵素による多糖類の消化,分解や食品工業における発酵の前段階が糖化に相当する.工業上重要なのは,酸(塩酸,硫酸,シュウ酸など)や酵素類,微生物によるデンプン,木材,セルロースの糖化で,D-グルコースの主要な製法である.デンプンに麦芽(β-アミラーゼ)を作用させるとマルトースが生成するが,酵素分解の様子は用いるアミラーゼによって異なる.酒,みそ,しょう油,水あめ,ブドウ糖製造に応用されている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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