鴻恩(読み)コウオン

デジタル大辞泉 「鴻恩」の意味・読み・例文・類語

こう‐おん【×鴻恩/洪恩】

大きな恩恵大恩
「十有余年鞠育きくいくの―は」〈菊亭香水・世路日記〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鴻恩」の読み・字形・画数・意味

【鴻恩】こうおん

大恩。〔呉越春秋、七、勾践入臣外伝〕蠡(はんれい)~曰く、今罪をて君臣(とも)にる。大王の鴻恩をり、君臣相ひ保つことを得、~入りては除に備はり、出でては趨走に給することを得ば、臣の願ひなりと。~越王地に伏して涕す。

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