世界大百科事典(旧版)内の《フランス文学史,1789年より今日まで》の言及
【ティボーデ】より
…また《ギュスターブ・フローベール》(1922)では,作家の生を作品へとつなぐ文学の秘密を生成・持続の相で鮮やかにとらえた。これらの批評家的特質と,驚くべき博識による比較対照により作家作品を〈文学共和国〉内に位置づける技巧の総合を,世代論的時代区分を採用した遺著《フランス文学史,1789年より今日まで》(1936)に見ることができる。1924年より死までジュネーブ大学教授の地位にあった。…
※「《フランス文学史,1789年より今日まで》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」