アイコニック・メモリ(その他表記)iconic memory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アイコニック・メモリ」の意味・わかりやすい解説

アイコニック・メモリ
iconic memory

心理学用語。一般に「映像的記憶」と訳される。感覚情報保存 Sensory Information Storageの一種。記憶の1次的段階としてあるもので,後続する短期記憶長期記憶に先立つ視覚情報の保存をいう。 50ミリ秒提示した視覚刺激は,数百ミリ秒の間は保存される。また聴覚刺激についても同様の現象がみられる。これをエコイック・メモリ echoic memoryと呼び,アイコニック・メモリよりも持続時間が長いとされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む