あいな頼め(読み)あいなだのめ

精選版 日本国語大辞典 「あいな頼め」の意味・読み・例文・類語

あいな‐だのめ【あいな頼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形容詞「あいなし」の語幹に「たのめ(頼)」の付いた形 ) むだな期待を人に抱かせること。あてにならないことを頼みにさせること。また、法外な期待。
    1. [初出の実例]「この三条といふ所は、又きゃうにものぼらざりける時、まうけたりけるとかや。〈略〉されば、あいなたのめにもあらじや」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む