新撰 芸能人物事典 明治~平成 「アイ高野」の解説
アイ高野
アイタカノ
- 職業
- 歌手
- 本名
- 高野 元成(タカノ モトナリ)
- 別名
- 愛称=モッチン
- グループ名
- グループ名=カーナビーツ,ゴールデン・カップス,クリエーション
- 生年月日
- 昭和26年 1月12日
- 出生地
- 東京都
- 経歴
- 中学時代から当時最先端の横浜の音楽シーンに惹かれ、14歳にしてライブハウスでドラムを叩く。昭和42年16歳でロンドンのカーナビーストリートから名前を取ったGSバンド・カーナビーツを結成、ドラムス兼ボーカル担当。英国のバンド・ゾンビーズの曲に漣健児の訳詞を乗せた「好きさ好きさ好きさ」でデビュー、120万枚の大ヒットとなり、クライマックスで“お前のすべてをー”と悶絶しながら観客に向けてドラムスティックを差し出すポーズでも話題となった。44年解散後、エディ藩グループを経て、エディ藩の復帰に伴いゴールデン・カップスに加入。48年ソロデビュー。53年NHKの連続テレビ小説「わたしの海」にも出演。55年竹田和夫の新生クリエーションに参加、56年「ロンリーハート」がヒットした。俳優の松田優作のライブツアーにも参加。英国のロックバンド・ザ・フーのドラマー、キース・ムーンが好きで、自身も“日本のキース・ムーン”と呼ばれた。カーナビーツとして、シングルに「恋をしようよジェニー」「泣かずにいてね」「恋の朝焼け」「愛を探して」などがある。
- 没年月日
- 平成18年 4月1日 (2006年)
- 家族
- 父=ジョージ高野(サックス奏者)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報