アウトオブシーケンススラスト

最新 地学事典 の解説

アウトオブシーケンススラスト

out-of-sequence thrust

造山帯のスラスト帯ではピギーバック型のスラストシーケンスが一般的であり,前縁地側のスラストほど新しいが,一部にこのルールからはずれて,新しいスラストが,すでに存在していたスラストを後背地側から切って形成されることがあり,これをアウトオブシーケンススラストという。順序外衝上断層とも。この存在により,スラスト帯のソールスラスト(sole thrust)が切られていたり,新しい地層の上に古い地層が衝上するだけではなく,古い地層の上に新しい地層が衝上したりして,スラスト帯の内部構造がより複雑になっている。

執筆者:

参照項目:ピギーバック
参照項目:付加体の構造

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 付加体 村田

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む