アエドゥイ族(読み)アエドゥイぞく(その他表記)Aedui

改訂新版 世界大百科事典 「アエドゥイ族」の意味・わかりやすい解説

アエドゥイ族 (アエドゥイぞく)
Aedui

ソーヌ,ロアール両河間に住んだケルト人部族名。ハエドゥイともいう。そのおもな町にビブラクテ,その後身アウグストドゥヌム(現,オータン)がある。前121年にローマ友邦とされ,カエサルガリア戦争の際にはおおむね彼の最大の協力者であった。帝政期に同盟国称号を得,48年にローマ元老院議員挙出を認可された。21年のサクロウィルの反乱と68年のウィンデクスの反乱に参加したが,その後は平和が続いた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 孝子 小路

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む