アエラリウム(その他表記)aerarium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アエラリウム」の意味・わかりやすい解説

アエラリウム
aerarium

古代ローマの国庫元老院財庫と訳される。フォールム西端のサールヌス神殿にあり,貨幣,金,公文書などが保存され,元老院管轄のもとで2名の財務官 (クアエストル) が管理し,公共費を支出し,属州にも援助した。帝政期には皇帝の帝室財庫 (フィスクス) により重要性を失い,ネロ帝 (在位 54~68) 以後管理は近衛長官の手に移った。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む