アエラリウム(その他表記)aerarium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アエラリウム」の意味・わかりやすい解説

アエラリウム
aerarium

古代ローマの国庫元老院財庫と訳される。フォールム西端のサールヌス神殿にあり,貨幣,金,公文書などが保存され,元老院管轄のもとで2名の財務官 (クアエストル) が管理し,公共費を支出し,属州にも援助した。帝政期には皇帝の帝室財庫 (フィスクス) により重要性を失い,ネロ帝 (在位 54~68) 以後管理は近衛長官の手に移った。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む