アエロスパシアル・アルーエトII(読み)アエロスパシアル・アルーエトに(その他表記)Aerospatiale SE3130 Alouette II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アエロスパシアル・アルーエトII
アエロスパシアル・アルーエトに
Aerospatiale SE3130 Alouette II

世界初の実用タービン・ヘリコプタ。タービンエンジンは小型,軽量で,しかも出力が大きい。この画期的な動力を用いた最初のヘリコプタが,5人乗りの小型機,アルーエト IIである。 1955年に初飛行すると,3ヵ月後には 8209mの高度記録をつくり,3年後には1万m以上の高度に達して,タービン・ヘリコプタの高性能を実証した。主回転翼 (ロータ) は3枚ブレード。キャビンは透明な風防で覆われ,その背後に大きな燃料タンクがつき,その上にエンジンを搭載する。テールブームはむき出しの鋼管構造。エンジンはターボメカ・アルツースト IICターボシャフト (406馬力) 1。主ロータ直径 10.02m,全長 12.05m,総重量 1.5t,最大速度時速 195km,航続距離 530km。日本にも輸入され,高い信頼性をもって各方面で使われた。

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