日本大百科全書(ニッポニカ) 「アオボウシインコ」の意味・わかりやすい解説 アオボウシインコあおぼうしいんこblue-fronted amazon[学] Amazona aestiva 鳥綱オウム目オウム科の鳥。中央・南アメリカに27種あるボウシインコ属のうち、ヨーロッパでもっとも普通に古くから飼われ、人語のまねの巧みな緑色のインコ。翼長約22センチメートルと大形で、ブラジル主産の2亜種があり、顔から前頭部にかけて、黄色から黄色のないものまで個体変異があって、翼の角が赤く(ボリビア産の亜種キソデアオボウシでは黄色)、次列風切(かざきり)に赤い部分がある(他種にも赤いものがあるので注意を要する)。日本にも輸入されている。[黒田長久][参照項目] | インコ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例