アカハツタケ(読み)アカハツタケ(その他表記)Lactarius deliciosus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アカハツタケ」の意味・わかりやすい解説

アカハツタケ(赤初茸)
アカハツタケ
Lactarius deliciosus

担子菌類マツタケ目ベニタケ科のキノコ。傘は径5~15cmで中央がくぼみ,茎は太めで短い。橙黄色または黄赤色で,傷つけると赤みがかった乳液が出て空気に触れると青変する。秋に,モミ林の地上に生じる。よく似たキノコに青変しないアカモミタケ (赤樅茸)がある。ともに食用になる。日本全土に広く知られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 アカモミタケ

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android