ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アグリニオン」の意味・わかりやすい解説 アグリニオンAgrínion アグリニオ Agrínioともいう。ギリシア,バルカン半島部南西部の都市。アテネの西北西約 220km,トリホニス湖の北西岸近くに位置する。ビザンチン時代にはブラホリ Vrakhóriと呼ばれていたが,オスマン帝国領を経て,ギリシア独立戦争 (1821~29) によってギリシア領となってから,北西のアヘロオス川沿岸にあった古代都市アグリニオンにちなんで改称。 1887年の大地震のあと再建された現在の市は,タバコの栽培・加工中心地として発展。パトライコス湾のクリオネリ港から延びる鉄道の終点。人口3万 5774 (1981) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by