アザム教会(読み)アザムキョウカイ

デジタル大辞泉 「アザム教会」の意味・読み・例文・類語

アザム‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【アザム教会】

Asamkirche》ドイツ南部、バイエルン州の都市ミュンヘンにある教会。旧市街に位置する。正式名称は聖ヨハン‐ネポームク教会。18世紀に芸術家アザム兄弟私財を投じて建造。過剰ともいえる装飾が施され、南ドイツにおける後期バロック建築の傑作一つとされる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のアザム教会の言及

【アザム兄弟】より

…ウェルテンブルクのベネディクト修道院教会(1718)の聖ゲオルギウス騎馬像,ローアのアウグスティヌス修道院参事会教会の宙づりしたマリア被昇天像(1722)など,巧みな採光の仕掛けを用いて表現力豊かな祭壇空間を演出。またミュンヘンの自邸隣に自費で聖ヨハン・ネポムーク教会(別名アザム教会,1734)を製作,曲線,曲面を用いた力動的な内部空間と正面により,後期バロックの極致をなした。【杉本 俊多】。…

※「アザム教会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む