ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アジュダービヤー」の意味・わかりやすい解説 アジュダービヤーAjdābiyah リビア北東部,キレナイカ地方北部の都市。スルト湾に近く,湾岸線を走る幹線道路上に位置する。南方 195kmにあるアウジラ=インティサールA油田への道路の起点でもある。内陸部の油田地帯から,スルト湾岸の船積み港ズワイティーナへの石油パイプラインが通過している。ローマやビザンチンの植民都市であり,中世には隊商の中継地であった。 1919年から 23年にイタリアに占領されるまで,ムハンマド・イドリースの統治下にあった。人口約4万。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by