デジタル大辞泉 「アジュルン城」の意味・読み・例文・類語 アジュルン‐じょう〔‐ジヤウ〕【アジュルン城】 《Qala'at Ajlun》ヨルダン北西部の都市アジュルンにある城塞跡。市街を見下ろす丘の上に位置する。12世紀末、アイユーブ朝の創始者サラディンの甥により、十字軍への防備のために建造。その後、13世紀にモンゴル軍の侵略により破壊されたが、マムルーク朝第5代スルターン、バイバルスにより修復された。同国を代表する中世アラブの軍事建築の一つとして知られる。カラートアジュルン。カラートアルラバド。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例