あすか基地(読み)アスカキチ

デジタル大辞泉 「あすか基地」の意味・読み・例文・類語

あすか‐きち【あすか基地】

南極大陸にある日本の観測基地。昭和基地西南西約670キロメートル、クイーンモードランドの氷床上に位置する。昭和60年(1985)、第二十六次観測隊により、あすか観測拠点として建設。昭和62年(1987)の第二十八次観測隊から平成2年(1990)の第三十二次観測隊までが越冬観測を行い、平成4年(1992)に閉鎖。現在は無人気象観測機器などが設置されている。平成16年(2004)より現名称になった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android