アステカ遺跡(読み)アステカいせき

世界の観光地名がわかる事典 「アステカ遺跡」の解説

アステカいせき【アステカ遺跡】

メキシコの首都メキシコシティにある古代遺跡。1913年、ソカロ付近で工事中にアステカ神殿の墓底部や蛇の頭の彫刻が発堀され、ここがアステカ帝国最後の最大都市テノチティトランの中心にあった大神殿跡であることが証明された。隣接するテンプルマヨール博物館には、発掘された遺物が展示されている。湖を埋めて造った都市のため、現在でも地盤沈下が収まらず、道路建物が傾いている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android