精選版 日本国語大辞典 「あたう」の意味・読み・例文・類語 あた・うあたふ 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「あてあう(当合)」の変化した語か ) あてがう。交合する。共寝する場合にいう。→あたわす。[初出の実例]「沖つ藻は辺(へ)には寄れども さ寝床も 阿党播(アタハ)ぬかもよ 浜つ千鳥よ」(出典:日本書紀(720)神代下・歌謡)あたうの補助注記ほかに、「能(あた)う」で、「(共寝)できる」から「交合する」意となったとする説、「与える」の意で、古く四段活用の「与ふ」があったとする説などがある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例