あどなし事(読み)あどなしごと

精選版 日本国語大辞典 「あどなし事」の意味・読み・例文・類語

あどなし‐ごと【あどなし事】

  1. 〘 名詞 〙 あどけないこと。たわいないたわむれ。
    1. [初出の実例]「武者独子(ひとりこ)の六七ばかりに侍りしが、〈略〉はかなげなるあとなし事をして、遊び侍りしが」(出典:兼良本方丈記(1212))

あどなし事の補助注記

「方丈記」の用例は流布本系にだけ見える。嵯峨本などでは「跡なし事」と表記され、また、中世、古くは「あどなし」の確例が認められないから、あるいは「跡無し事」の例か。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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